確かにニキビには早いデビューすが、体格のいいお子さんですと8歳くらいでニキビの出るケースも時々見ます。 ニキビは20歳までには95%の人に出るので、皮膚疾患のひとつではありますが、自然の摂理でもあります。 日常のケアとしては、やはり丁寧でやさしい石鹸洗顔が基本です。ただし、いわゆるTゾーン(額と鼻)と、頬やアゴでは皮脂の出方がちがうので、できればTゾーンだけ石鹸で部分洗いにして頬はひかえめにしてください。頬まで朝晩石鹸でよく洗うと、乾燥してつっぱってしまいます。 洗顔のあとは、保湿ローションなどで水分は補充してください。乾燥させすぎるとかえってニキビもふえます。ローションはいわゆるニキビ用は小学生には刺激があるかもしれませんので、なるべく無添加・低刺激の『保湿専用』を選んでください。 髪型も大事です。前髪がかかっているようなら額を出す髪形にしてください。 赤いニキビが混じるようでしたら、ニキビ菌が活性化している状態ですので、アクアチムやダラシンなど、菌を沈静化させる外用剤があります。これは皮膚科で処方します。 ところで食生活はどうでしょうか。世界的に見て、ニキビが格段にひどいのはアメリカやヨーロッパの子たちです。もちろん体格や人種の違いも大きいのでしょうが、食生活も大きな要素です。一方中国や韓国の女性はスリムでニキビの少ない人が多いですが、主食(穀類)や野菜をしっかり食べて、油ものはあまり食べていないそうです。日本では、ここ30年から40年の間にご飯を食べる量が半減してしまいました。それに反比例して、小学生の肥満と高コレステロール血症が急増しています。伝統食であるご飯、芋、野菜(地元の)、味噌や納豆、魚を見直しましょう。欧米の真似であるパン食やパスタ類はそれ自体に脂肪を含んでいる上、どうしてもおかずが高脂肪になるので、比率を減らしてはどうですか。10回の食事があれば、うち8回以上はご飯を主食にすべきだと思います。 チョコレートなど食べるとてきめんにニキビが増える人もいます。間食はスナック・甘いものよりも小さいおにぎり、ふかし芋など伝統食を。個人的には干し芋がお勧めです。繊維質とビタミンCが多く、優しい甘さですがローカロリー、噛むことで満足感も得られます。 スキンケアをしつつ、上手にニキビとつきあっていきましょう。 お大事にどうぞ。
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