トップページ » FAQ » 『湿疹・皮膚炎』についての質問
《冬のスキンケア〜皮脂欠乏性湿疹について》 メールと写真拝見しました。赤い発疹は確かに湿疹のようですね。粉をふくほど乾燥しているならやはり皮脂欠乏性湿疹が考えられます。 皮脂が極端に少ないのが、下肢(特にすね)や腰まわりです。寒くなると粉をふいて乾燥するのはまずこのような部位です。だから、背中や胸は何ともないのに、すねや腰から湿疹が始まります。 それでは、冬のスキンケアについて。 まず入浴法の見直しをしましょう。熱いお風呂やシャワーが習慣になっていませんか?皮脂の少ない冬の時期は40度を越えないことが大事です。 体を洗うには、お湯に入るだけで汚れはほとんど落ちてしまいます。固形石鹸を泡立てて、背中・胸・わきの下・陰部をやさしく部分洗いしてください。極端な話、すねなどはほとんど皮脂がないので石鹸は週1回でも十分すぎるくらいです。 ボディソープやナイロンタオルはもってのほか。ボディソープは脱脂力が強すぎますし、添加物(化学物質)の刺激で湿疹を起こすことがあります。ナイロンタオルは摩擦によってしみ・色素沈着まで起こします。 垢を落としたいときは?お湯だけで絞った小さいタオルで垢こすりしたら(多くても週に1回)、その日は石鹸類も一切使わないでお湯だけで流してください。 幼児ならびに30〜40代以降の方は、冬は入浴後は即保湿ケアをすべきです。水気を拭いたらすぐに、乾燥部位に保湿クリームや乳液を塗ってください。背中の真ん中や胸の真ん中は皮脂が多いので、保湿ケアはさぼってもいいです。 つまり、全身の皮膚を一律に考えるのでなく、体質・季節・年齢・部位によって洗い方やスキンケアを変える必要があるのです。皮膚のためには、洗いすぎよりは、多少手抜きしておく方がましと言えます。 皮脂も角質も、もともとは皮膚を守ってくれる大切な天然のバリアです。目の敵にして洗いすぎたら、かわいそうですよ。 過ぎたるは及ばざるが如し、垢も身のうち、昔の人はいい事を言ってますね。『皮膚を』お大事にしてください。
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