トップページ » FAQ » 『スキンケア・入浴, 女性の皮膚科』についての質問
実は私も、子供の頃から見事な『りんごほっぺ』で、特に冬は頬が真っ赤に熱をもち、恥ずかしくて仕方がありませんでした。皮膚科医師になってからもなかなか改善しませんでした。本を見るとマッサージも効果的と書いてありますが、私自身は下手だったのか、かえって赤くなってしまいました。しかし漢方を始めたら、2年ですっかり良くなってしまいました。 桂枝ぶくりょう丸という漢方は、冷え性で生理にトラブルのある赤ら顔の女性の治療薬として有名です。いわゆるドロドロ血タイプですね。漢方で冷え性と生理痛が軽くなったとお感じなら、最低半年は続けてみませんか。顔の赤みは、局所の毛細血管がすでに変形しているのですぐには治りませんが、春から夏にかけてよくなり、次回の冬にはだいぶ改善しているはずです。あきらめないで長期戦で行きましょう。この漢方薬は保険で処方することができます。 漢方医学の考え方は、薬を飲むだけでなく、生活全般に及びます。ドロドロ血タイプの赤ら顔の女性は、特に以下の点に気をつけてください。 (1)脂っこい食事、肉食、乳脂肪、高カロリーの食生活は避けましょう。ご飯(できれば玄米など)を主食にしっかりとよく噛んで、おかずは和食(焼き魚・野菜の煮物・味噌汁・豆腐や納豆など)を基本にします。刺激物(カレー・コーヒーなど)もできれば避けて。 (2)タバコはこの体質の人には禁忌です。治りたかったら完全禁煙を。お酒も、飲みすぎはやめましょう。 (3)運動不足・ストレス・寝不足も大敵です。運動として1日5000歩以上、できれば10000歩は歩くようにと、漢方の講師の先生に教わりました。睡眠は8時間が理想ですが、最低でも6時間は欲しいところです。 (4)冷えも大敵です。1日の疲れを取るには、熱すぎないお風呂に15〜20分のんびりとつかって体も心もリラックスさせて。水分補給は常温(冷やしていない)ミネラルウォーターがおすすめ。日ごろの服装も注意して、ミニスカ、へそ出し、ナマ足など極力避け、きちんと服を着てください。 以上が漢方医学の考え方です。赤ら顔を全身の問題としてとらえ、生活全般を見直すことが大事です。 他にも、暖房器具を直接顔に当てたり、寒風に吹きさらされると真っ赤になりますので避ける工夫を。最近では、パソコン画面の前で長時間作業すると赤ら顔が悪化することが指摘されています。 当院で導入した光治療器(PPx)も顔の毛細血管拡張に効果があります。こちらは保険診療ではありませんので、ご興味があればまずカウンセリングをご予約ください。
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