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『女性の皮膚科, 湿疹・皮膚炎』についての質問一覧 - にいざわ皮ふ科

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『女性の皮膚科, 湿疹・皮膚炎』に関するFAQ

40 唇の炎症で悩まされています。3ヶ月前から唇の表面の皮がむけ、常にヒリヒリます。顔を洗ったり唇を濡らしたりする度に剥がれて、また痛くなる繰り返しです。 皮膚科でステロイドや白色ワセリンを処方され試していますが改善せず、今は椿油をつけています。 もとの唇に戻るでしょうか?/2008年07月12日

 唇は薄くデリケートで、粘膜と皮膚の移行部であることから日常の刺激に常にさらされています。本来なら直に診察させていただいきたいですが、まずはメールの範囲内でお答えします。

1)悪化要因は何か?  圧倒的に多い原因は口紅またはリップクリームなど直接唇に接触するものによる慢性皮膚炎です(成分によるアレルギーの場合もあり)。  たばこのフィルター、歯磨き粉、食べ物(トマトなどは激烈にしみるはず)、塩分など、普段なら平気なものも、いったん病気になった唇では刺激となり、治癒を妨げます。唇をなめるクセはありませんか。吹くタイプの楽器は演奏しますか。  めずらしい例では、金属アレルギーの人が、家に入るとき鍵を口にくわえるクセが原因だったと聞いたことがあります。  自分の日常のなかから、原因と思われるものを見つけて、やめられるものは極力やめましょう。歯磨き粉はマッチ棒の頭程度の量でいいそうです。食物も、唇には直接つかないように注意を。飲食にお箸、スプーン、ストローなどを使い、何も唇にしみないように。

2)何を塗るべきか?  やはりワセリンをお勧めします。無色透明、薬品の混入なし、食べても無害、コストが安い。  それも、食事の前にあらかじめ塗っておくのがポイントです。食事がすんだら口唇を水で洗い、塗りなおします。乾燥したらまめに塗りなおし、1日10回くらい塗り足してもいいくらいです。もしよければ、サンホワイトという高品質純ワセリンが理想的だと思います(当院で扱っております)。  植物油も無害なのですが、酸化しやすく、口唇では時間的にもたない欠点があります。   もちろん、あまりに赤み・ひりひり・じくじくがひどい時は適宜ステロイドを使います。  また、まれにカンジダというカビの感染もありえるので、治らない場合はカビの検査が必要です。  皮膚の再生は1ヶ月かかるので、大変ですが、ワセリンで1ヶ月がんばってみてはいかがでしょうか。

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