トップページ » FAQ » 『アトピー性皮膚炎, 子供の発疹』についての質問
新澤の個人的考えですが、自分から保護者の方に採血をすすめることは滅多にありません。採血はアトピー性皮膚炎において、参考程度の価値です。きめこまかい食生活の問診、またはお母さん自身による日頃の観察の方がはるかに重要と考えます。細い血管から痛い思いをさせてまで採血に踏み切るケースは、通常の標準治療を行っても重症か難治性のケースに限ります。 ある6ヶ月の赤ちゃんが、アトピー性皮膚炎が全身に悪化して連れて来られました。母乳育児でした。問診したところ、お母さんが毎日ケーキを焼いて主食にしていたのです。お母さんの食事をごはん中心にしてもらい、2週間後にはほとんど赤ちゃんは治っていました。この場合、母乳に含まれていた小麦・卵・砂糖・バターなど何が原因かわかりませんが、単独で少量食べる分には何も起こらないので、アレルギーではなく、全体のバランスの問題だろうと考えています。 子供本人への離乳食の質問もよく受けますが、日本の子育てはとにかくごはんが主役だと思います。もうひとつの主役は安全な水です。それを基礎に、いも類、豆腐、やわらかく煮た野菜、白身魚を組み合わせていけばいいでしょう。味付けは天然のだし、調味料は大量生産ではない昔ながらの塩・みそ・しょうゆがおすすめ。砂糖・牛乳・卵は、できれば3歳過ぎてから、良質なものを少量ずつ。添加物やレトルト、スナック菓子は極力食べないのが理想ですが、まあたまにだったら大丈夫?あまり厳しくせず、大まかに基本をおさえればいいのでは。 たまに何か食べ物で悪化したときは、そのときの食事内容の記録をつけておかれることをおすすめします。悪化したときは、むしろ子供のほうが貴重な情報を提供してくれたチャンスだと考えて、あせらず、おおらかに、子育ての今を楽しんでくださいますよう応援しています。
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