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『子供の発疹, スキンケア・入浴』についての質問一覧 - にいざわ皮ふ科

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『子供の発疹, スキンケア・入浴』に関するFAQ

69 我が家の幼稚園に通う子供たちは、冬になると肌がカサカサになります。結構かゆがるのですが、お医者さんに行くほどでもないと思い診てもらったことはありません。たまに市販のクリームを塗る程度です。子供でも肌がカサカサになる場合はお医者さんに診てもらった方がいいのでしょうか。あと、市販の大人が使うクリームや入浴剤は効果があるのでしょうか。家庭での対処法も教えてください。(匿名希望さん;月刊おさなご2010年2・3月合併号より)/2010年02月22日

 冬になると皮膚科には、乾いて粉をふいたお肌をぽりぽり掻いているお子さんがよく見られます。乾燥したお肌は刺激に敏感で痒くなり、湿疹になりやすいのです。では子供の肌はなぜこんなに乾燥するのでしょうか。要因は主にふたつあります。
 ひとつは、皮膚の表面を構成する表皮という膜。 表皮はセラミドという脂質や天然保湿因子(NMF)というアミノ酸を作り出して、皮膚を防御しうるおいを保つ役目があります。乳児期から幼児期は表皮が未熟で薄いため、バリア機能が弱く常に乾燥しています。子供は汗かきなので夏はいいのですが、冬は乾燥がひどくなります。
 もうひとつは皮脂です。皮脂は、皮下脂肪とは全く別のもので、自動車にたとえればワックスに該当します。皮膚を弱酸性に保ち、水分を保護する役割があります。幼児期は皮脂が極端に少なく、たとえばお腹では、10歳までの子供の皮脂は大人の1/10しかありません。
 子供の乾燥肌対策として、お風呂の入り方を見直しましょう。?浴槽の温度はできれば38度までに。40度を超える熱いお風呂は、それだけでセラミドやNMF、皮脂が流出してしまいます。?小児は皮脂がないので、汗などの汚れはお湯だけでほとんど落ちます。石鹸やボディソープは汚れに応じて部分洗いにとどめましょう。垢すりは厳禁。?入浴剤は、もし使うなら保湿系を。?入浴後はすぐに保湿を。市販の乳液や保湿クリームでいいです。保湿ケアは時々ではなく毎日行ってください。長野県なら10月から翌春4月くらいまではスキンケアが必要です。
 入浴の他の注意点としては、お部屋の湿度に気をつけ、下着も低刺激なものを選んでください。
 これらのケアでもまだかゆみが強いとき、赤いぶつぶつ(湿疹)になっているときは皮膚科にご相談ください。    (月刊おさなご原文のまま掲載しました)

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