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『手・足・爪, 湿疹・皮膚炎, 汗』についての質問一覧 - にいざわ皮ふ科

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『手・足・爪, 湿疹・皮膚炎, 汗』に関するFAQ

70  40代の歯科医師です。数年前から両足が皮むけしてかゆいので、自分で市販の抗真菌剤をつけていました。治らないので皮膚科に行ったら、水虫菌は陰性で、汗疱と診断され、ステロイドの外用を処方されました。確かに手足は汗かきです。しかし夜になると両足がとてもかゆいです。対処法を教えてください。/2010年02月25日

 治りにくい汗疱(別名;異汗性湿疹)の場合、金属アレルギーが隠されている場合があります。パッチテストで確認するのも一方法ですが、お忙しい身ではスケジュール的に難しいと思われます。タバコを吸っていらしたら禁煙をお勧めします。ニッケルを吸い込むことになるからです。香辛料の効いた料理(カレーなど)、コーヒーの多飲、チョコレートなども体内に過剰な金属の蓄積を招きます。
 ただ、金属アレルギーによる汗疱でしたら、本来は手足に均等にかゆみが出ることが多いです。足底のかゆみだけ極端に強い場合は、足底の局部的要因を考えるべきかも知れません。
 ひとつは靴やスリッパです。足底に汗をかいた状態ですと、履物の化学物質が溶出して、靴下など簡単に通過して皮膚に吸収されることがあります。子供のズック皮膚炎などは典型的です。先日いらした年配の男性の方は、足だけのしつこいかゆみで困っていらしたのですが、家ではいていたスリッパ(中国製)を捨てたら治ったと教えてくださいました。
 足底に汗をかいたら、靴や靴下をまめに履き替えると理想的です。
 もうひとつは、立ち仕事によるうっ滞性皮膚炎の関与も考えられます。夕方や夜に足がむくんだり、妙に疲れる場合は、医療用弾力ストッキングや市販のサポートストッキングを使ってみてはいかがでしょうか。午前1回、午後1回、5分ほど寝転がって足を上げるのも、静脈のうっ滞には有効です。足首が心臓より高い位置に来る寝方がよいそうです。
 以上のように、悪化因子を考慮しつつ、つらい痒みに対しては、外用ならステロイド、内服なら抗ヒスタミン剤で治療されるのがよろしいかと存じます。

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